「2番DH」で出場していたエンゼルス大谷翔平投手(26)が、8回からメジャーで初の外野守備についた。日本ハム時代の14年シーズン以来、7年ぶり。左翼の守備に就き、8番ストローの左翼線二塁打を軽快に処理した。

大谷はこの試合の第2打席で中堅への6号ソロ。3試合ぶりの本塁打を放った。

大谷は新人だった13年3月29日西武との開幕戦に「8番右翼」で出場。この年は49試合で外野でのスタメン出場を経験しているほか、6月18日の広島戦では「5番投手」で先発し、4回3失点で降板後、右翼の守備にまわっている。同年は球宴でも第1戦に登板した際、降板後に左翼の守備に就いた。さらに第2戦も「1番右翼」で出場している。

翌14年7月13日ソフトバンク戦に「3番左翼」で出場したのが、最後の外野出場。以降は「二刀流」のサイクルが固まり、「投手」と「DH」での起用のみとなった。