エンゼルス大谷翔平投手(26)が18年5月20日のレイズ戦以来、1072日ぶりの白星を手にした。右肘手術からの復活の道のり。

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◆18年10月1日 右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)を受ける

◆19年3月8日 術後初のキャッチボール

◆5月7日 打者で公式戦復帰

◆6月26日 手術後初めてのブルペン入り

◆9月13日 左膝蓋(しつがい)骨を手術

◆10月上旬 キャッチボール再開

◆20年2月23日 キャンプで初のブルペン入り。20球、全て直球で調整

◆3月13日 新型コロナウイルスの感染拡大でキャンプ中断

◆5月下旬 打者を相手に実戦想定の投球開始

◆7月3日 キャンプ再開。ブルペン入りで37球

◆同7日 紅白戦で打者10人に1安打、7四球の乱調。後日、腰の張りを訴えていたことが明らかになる

◆同13日 紅白戦2度目の登板で打者15人に2安打、5四死球

◆同19日 3度目の紅白戦登板。打者22人に5安打、4四球。

◆同26日 アスレチックス戦で、18年9月2日アストロズ戦以来693日ぶりの公式戦登板。1死も奪えず打者6人に3安打、3四球、5失点。プロ最短降板。

◆8月2日 アストロズ戦で復帰2度目の登板。2回途中5四球、2失点で降板。右腕に違和感を訴え、MRI検査を受けた結果「右肘の屈筋回内筋の炎症」でグレード1~2と診断された。投球再開まで4~6週間とされ、同年の登板はなかった

◆21年2月18日 キャンプで初めてブルペンに入り27球

◆同24日 フリー打撃に登板。、いきなり97マイル(約156・1キロ)をたたき出す

◆3月5日 オープン戦初登板(対アスレチックス)。1回2/3を3安打1失点。トラックマンの計測で最速100マイル(約161キロ)をマーク

◆同13日 オープン戦2度目の登板(対ホワイトソックス)。2回1/3を投げ、6安打4奪三振5失点

◆同21日 オープン戦3度目の登板(対パドレス)。4回2安打5奪三振1失点。この日は「1番投手」でメジャー初の「リアル二刀流」

◆同29日 ドジャース戦でオープン戦最後の登板。2回1/3で4安打5四球7失点

◆4月4日 公式戦復帰登板となるホワイトソックス戦に「2番投手」で出場。4回2/3を投げ2安打7奪三振3失点(自責1)。打者では初回に本塁打を放った

◆同20日 レンジャース戦に登板。4回1安打7奪三振無失点