MLB公式サイトは5日、開幕から1カ月が過ぎたことを受け、さまざまな状況から7月30日の期限までにトレードされる可能性のある選手を予想。25人の球団幹部への質問で浮上した選手名を挙げた。

複数の選手名を出した者もいたため、25人で全27票となったが、そのなかで最多12票を集めたのがロッキーズのトレバー・ストーリー遊撃手。今季28試合出場時点で打率2割8分4厘、4本塁打、18打点とキャリア平均に近い数字で順調なスタートを切ったが、ロッキーズは5日までに11勝19敗でナ・リーグ西地区最下位に沈んでいる。

ナ・リーグのある幹部は「ロッキーズはリターンを最大化するために(7月30日よりも)かなり前に彼を出すべき。フリーエージェントになる前にできるだけ多くの利益を得る必要がある」と語ったという。

そのストーリーに次ぐ10票を得たのが、カブスのクリス・ブライアント三塁手兼外野手だ。ここ数年にわたってトレード話が浮上しているが、球団幹部の半数近くがFAまでの最終年であることを考えると今夏までのトレードを予想すると答えた。