開幕を負傷者リスト(IL)で迎えたレッズ秋山翔吾外野手(33)が、「9番左翼」のスタメンで今季初出場する。3月13日のオープン戦で左太もも裏を負傷してIL入り。回復後はマイナーの3A戦などで調整し、開幕から30試合目となったこの日、出場登録された。

試合前にはリモート会見に臨み「準備はできています。戻ることができてうれしいです」とチーム合流を喜んだ。ベル監督は「彼の打撃は経験豊かで、メジャーでも成功している。守備でもチームの力になってくれる」と期待した。

秋山はメジャー1年目の昨季、54試合に出場し打率2割4分5厘(155打数38安打)、0本塁打、9打点、7盗塁。9月は打率3割1分7厘、出塁率4割5分6厘とチームのラストスパートに貢献し、7年ぶりプレーオフ進出の原動力になった。

同じオハイオ州を本拠地にするインディアンスとの交流戦は雨天のため約1時間20分遅れの日本時間9時33分に始まった。