ナショナルズ19年世界一のメンバーで現在FAの先発右腕アニバル・サンチェス(37)が、MLBの契約を蹴り母国ベネズエラの代表として東京五輪を目指すことを決断した。同国野球連盟が10日、発表した。

5月31日(日本時間6月1日)から米フロリダ州で開催される米大陸予選に出場する。

サンチェスは昨季までナショナルズに所属し、メジャー15年、4球団で通算112勝113敗。今季開幕後も所属先が決まっていなかったが、つい最近にはヤンキース、ブレーブス、マーリンズなど複数の球団が獲得に興味を示していると伝えられていた。

サンチェスは連盟を通じ「代表入りを非常に喜んでいる。ワールドシリーズ制覇のリングと五輪のメダル両方を得た選手は、それほど多くない。私はその機会を得た」と文書でコメントを発表した。