ミゲル・サノ一塁手が8回に3号3ランを放ち、5連敗中だったツインズの逆転勝利に貢献した。

直前の打席まで打率1割1分4厘と不振にあえいでいたサノは、打球を右翼スタンドへ運ぶと、握りこぶしで胸板をたたくようなしぐさを味方ベンチに示した。

試合後サノは、この日先発したホセ・ベリオス投手と前日に交わしていた約束を明かした。

「もし明日自分が先発で起用されたら、勝利に貢献するような何か特別なことをやってみせる。100パーセント、絶対だ」

どんな試合でも、常にそういう気持ちで臨んでいるというサノだが、この日の一発に関しては「本当に大きな場面で打つことができた」と満足気。ロッコ・バルデリ監督も、「チームにとってもサノ本人にとっても、大きな瞬間になった」と口を揃えた。(AP)