エンゼルス大谷翔平投手(26)に、球団OBのギャレット・アンダーソン氏(48)が、オールスターの本塁打競争参加を勧めた。

同氏は、この日のエンゼルス戦で地元テレビ中継にゲストコメンテーターとして出演。94年から09年までエンゼルスで活躍し、オールスターに3度出場、03年の本塁打競争に出場して優勝し、オールスター戦ではMVPに輝いた経験がある。これは91年のオリオールズのカル・リプケン、95年のホワイトソックスのフランク・トーマスに続く快挙だった。

そのアンダーソン氏が中継席で大谷について「彼が本塁打競争で戦うのを見たい。これだけの才能の持ち主なのだから、みんなが見られる場に出るべき」と語った。本塁打競争は、参加後に調子を落とすというジンクスもあるが、同氏はそれを否定し「自分も喜んで参加した。楽しめばいい」とコメント。本塁打競争に参加するときのアドバイスは「打撃練習のときのように、普段通りに打てばいいだけ。ただ競争なので、試合に臨むときと同じ感覚で」と話した。