米紙ニューヨーク・デイリーニュースが、今季ここまでのMVP、サイ・ヤング賞、新人王を選出。ア・リーグではエンゼルスの大谷翔平選手がMVPに選ばれた。

今季、“リアル二刀流”としてメジャーに大旋風を巻き起こしている大谷は、投手として13試合に先発登板し、4勝1敗、防御率3・49。打者としては、84試合で打率2割7分9厘、日本人史上最多でメジャートップの33本塁打をマークするなどし、13日のオールスターにはメジャー史上初めて投打の両方で選出された。

記事では、「MVPはプレーオフ進出のチームから選ぶ必要はない」とし、「大谷は今、間違いなく世界最高の選手。もしかしたら史上最高の選手かもしれない。そこまでは言えないとしても、少なくとも史上最も特別な選手だろう。シーズン前半で今季リーグトップの33本塁打(現在進行形)を放ち、打球速度は常に時速約185キロを記録しながら、同時にピッチャーとしても輝いている選手が他にいるだろうか」と絶賛した。