通算521本塁打を放ち殿堂入りしたフランク・トーマス氏(53)と元最多勝投手のドントレル・ウィリス氏(39)が、エンゼルス大谷翔平投手(27)の今季活躍について「間違いなくMLB史上ベスト」と口をそろえた。

大谷は現在、メジャー最多の37本塁打を放ち、投手としては15試合に登板し5勝1敗、防御率3・04をマーク。米テレビ局FOXスポーツでは、7月31日の番組で、専属解説者である両氏が大谷について熱論した。

トーマス氏は「今季の彼はまさにMLB史上でベスト。今や世界で一番の大スターだ。トラウトが復帰しても、ナンバーワンスターの座には戻れないだろう」とコメント。ウィリス氏は「彼は、すべての子どもの夢を高いレベルで実現している」とし「本人さえ、来季もまったく同じ活躍をするとは考えていないのではないかと思う。それだけ今季の彼がヒストリック(歴史的)だということ」と指摘した。