「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(27)が、第1打席で右手首付近にボールが直撃するアクシデントに見舞われた。

1回無死一塁、左腕ウェザーズと対戦。カウント2ストライクからの93マイル(約150キロ)直球をスイング。これが内角高めに抜けたボールでスイング時に右手首付近に直撃した。

大谷は痛がるそぶりを見せながら一塁方向へ歩いたが、結果は死球ではなく、空振り三振。マドン監督、トレーナーからチェックを受け、数分間、様子を見てベンチへ戻った。

いったんベンチ裏に下がったが、2回表のパドレスの攻撃中にベンチに戻り、iPad(アイパッド)で映像をチェック。右手首を回すしぐさを見せ、タオルを巻いてアイシングで応急処置を行っていた。

その後は交代することなく、3回1死の第2打席を迎え、遊飛で凡退。4球スイングし、右手に直撃したボールの影響は打撃では問題ない様子だった。

第3打席は5回1死から四球で出塁。その後、3番ゴスリンの打席で二盗を決め、今季20個目の盗塁をマークした。シーズン40本塁打以上&20盗塁以上は、球団では初の快挙となった。

第4打席は6回無死満塁から4番手の左腕ヒルと対戦し、投ゴロで凡退した。