メジャー4年目で過去最高の成績を収めているエンゼルス大谷翔平投手(27)について、リード打撃コーチが今季の活躍ぶりを振り返った。

この日の試合前の時点で打率2割5分6厘、45本塁打、95打点、23盗塁。シーズンを通して、主軸としてチームをけん引した。同コーチは「打席に入れば毎回、彼は(相手にとって)脅威になる。日々のルーティンを続け、素晴らしい練習をしてきている。その過程で余計なストレスを与えていない」と話した。

開幕戦の試合前は屋外でのフリー打撃を行ったが、その後は室内ケージで調整を続ける。同コーチによれば「15分程度。マシン打撃で右投手、左投手の変化球を見ることもあるが、基本的には2、3種類のドリルをやっている」という。

絶好調だった6月ごろに比べ、8月と9月は停滞気味。「浮き沈みはあるし、健康面でも4月と9月は違う。練習や、練習への姿勢、決意も変わらない。エリートのアスリートであり、ベストシーズンを送っていることに変わりはない」と高く評価した。