エンゼルス大谷翔平投手(27)の次回登板は、登板間に行うキャッチボール後の状態次第となった。シーズン最終戦、10月3日(同4日)に敵地シアトルで行われるマリナーズ戦に登板する可能性を残しているが、マドン監督は「(結論は)まだ。今日と明日、キャッチボールをして、投手コーチとも話さないといけない。現時点で正確なリポートはない」と話した。

また、マドン監督は26日の試合後に大谷が現状について気持ちを明かしたことにも言及。「彼はただ、勝ちたいということを示したんだと思う。我々が考え、また欲している全てのことを話しただけ。(チームから)離れることについてではなく、勝つことについて話した」と心情をくみ取った。

エンゼルスは今季ア・リーグ西地区4位に低迷し、7年連続でプレーオフ進出を逃した。大谷は26日のマリナーズ戦後、FA(フリーエージェント)となる2年後に関して、エンゼルスに残りたいかとの米メディアの質問に対し「もちろんファンの人も好きですし、球団自体の雰囲気も好きではあるので。ただ、それ以上に勝ちたいっていう気持ちのほうが強いですし、プレーヤーとしてはその方が正しいんじゃないかなと思ってます」と話していた。