ナ・リーグのワイルドカードゲームは、昨季世界一のドジャースが、劇的なサヨナラ勝ちを収め、地区シリーズ進出を決めた。

1-1の同点で迎えた9回2死二塁から、途中出場のクリス・テーラー外野手(31)が左翼席へ決勝の2ラン本塁打を放ち、雌雄を決した。

ユーティリティー選手としてプレーしてきたテーラーは今季終盤、調子を落とし、この日はベンチスタート。好機で巡ってきた打席について、試合後は「正直、単打でいいと思っていた。力み過ぎないように心掛けていたんだ」と、興奮気味に振り返った。

地区シリーズへ勝ち進んだドジャースは、8日(日本時間9日)から西地区の覇者ジャイアンツと対決する。