レッドソックスが劇的なサヨナラ勝ちを収め、対戦成績を2勝1敗として、3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出まであと1勝とした。

終始、接戦で進んだ試合は、4-4のまま延長戦に突入。今ポストシーズンでは、過去2シーズンにわたって公式戦で採用された延長戦でのタイブレーク(無死二塁からプレー開始)はなく、両軍救援陣の好投もあり、両軍無得点のまま進んだ。

迎えた13回1死一塁。レッドソックスは途中出場したクリスチャン・バスケス捕手(31)が、フェンウェイパーク名物のグリーンモンスターを越えるサヨナラ2ランを放ち、5時間14分の熱戦に終止符を打った。

殊勲のバスケスは試合後、「パティノ(相手投手)が速球で攻めていたから準備はできていた。我々はこういう瞬間のためにプレーしている」と興奮冷めやらぬ表情で話した。

第4戦は11日(同12日)、同球場で行われる。