ここでも“二刀流”だ。エンゼルス大谷翔平投手(27)が10日(日本時間11日)、大リーグ機構による「オールMLBチーム」の選考で、指名打者(DH)部門の最終候補5人、先発投手部門の最終候補22人に選出された。

大リーグ全体のベストナインに相当する「ファーストチーム(FT)」、同ベストナイン次点の「セカンドチーム(ST)」は11月23日、米専門テレビ局MLBネットワーク内で発表される(日本時間は同24日午前8時から)。昨年は先発投手部門でダルビッシュ有投手(カブス、現パドレス)がFTで、前田健太投手(ツインズ)がSTで、全ポジションを通じ日本選手では初選出された。オールMLBチームとは?

歴史は浅く、2019年オフに大リーグ機構が創設した。米プロバスケットボールのNBA、米プロフットボールのNFLと同様の表彰制度を取り入れた。打撃のベストナインに相当する「シルバースラッガー賞」がリーグ別に選考されるのに対し、オールMLBチームは全選手を対象に各ポジションのベスト選手を決める。FT、STとも野手はDHを含む各ポジションから1人(外野は3人)、投手は先発5人、救援2人を選出する。

最終結果はファンとパネルメンバー(メディア、OB選手、大リーグ関係者で構成)の投票で決まる。FTのDHは2019年の第1回はネルソン・クルーズ(ツインズ、現レイズ)、昨年はマルセロ・オスナ(ブレーブス)が選出された。昨年はコロナ禍の特例ルールにより、ナ・リーグもDH制で行われた。今年の候補選手5人は大谷を含め、J・D・マルティネス(レッドソックス)らすべてア・リーグ所属となっている。

先発投手は22人の候補から5人を選出。コール(ヤンキース)やシャーザー(ドジャース)らメジャーを代表する投手の中に、大谷もその名を連ねた。