大リーグ公式ホームページは23日(日本時間24日)、エンゼルス大谷翔平投手(27)が今季計測した記録的数値を特集した。2015年に導入されたデータ解析システム「スタットキャスト」から、9個の興味深い計測値が紹介された(月日は米時間)。

(1)100-100試合 4月4日ホワイトソックス戦にDH制を解除する「2番投手」で、メジャーでは自身初の「リアル二刀流」で先発登板。投げては1回に100・6マイル(約161・9キロ)、打っても同裏に打球速度115・2マイル(約185・4キロ)の本塁打。同じ試合に100マイル以上を投じ、110マイル以上の打球を放った初の選手に。

(2)左最速119マイル打 4月12日ロイヤルズ戦で打球速度119マイル(約191・4キロ)の二塁打。打球速度は左打者最速で、同速度以上は6人目。

(3)打てないスプリッター 宝刀スプリッターの勝負球で77奪三振、被打率8分7厘はメジャー全体2位の低さ(対戦は100打席以上)など、今季最も打たれなかった球種に「認定」。 (4)記録的本塁打 6月8日ロイヤルズ戦で今季エンゼルス最長となる470フィート(約143メートル)弾。また、6月28日ヤンキース戦で放った一打の速度117・2マイル(188・6キロ)はエンゼルス最速弾など。

(5)究極アーチ 8月26日オリオールズ戦では速度110・7マイル(約178・1キロ)、角度45度の先頭打者アーチ。110マイル以上、45度以上の組み合わせの本塁打は導入7年で7本目。「ムーンショット」と呼ばれる美しい弧を描いた。

(6)100マイルK 9月3日レンジャーズ戦で100・4マイル(約161・5キロ)速球で三振を奪った。100マイル超のボールで仕留めたメジャー自身初の奪三振で、エ軍の先発投手では13年ぶり、今季メジャーでは11人目。

(7)快足もエリート級 メジャー全体の平均秒速は27フィート(約8・2メートル)だが、大谷は超一流とされる30フィート(約9・1メートル)超タイムを、内野安打時など今季7度計測した。

(8)円盤のようなスライダの動き 速球、スプリッターに加え、スライダーも被打率1割9分3厘と一級品。水平方向の曲がり幅の平均15・9インチ(約40・3センチ)は今季メジャー全体で6位(対象はスライダー250球以上を投げた選手)

(9)新たに打てないスプリッター 9月19日アスレチックス戦で、スプリッターだけでスタットキャスト歴代最多の1試合18個の空振りを奪った。前登板試合から、握りを変えたことが確認された。