カブスと1日に3年総額7100万ドル(約78億1000万円)で契約を交わした右腕マーカス・ストローマン投手(30)が、労使協定が失効する直前に契約がまとまった経緯と、カブス入団を決めた理由を説明した。

同投手はカブスが獲得に興味を示しているとの連絡を受け、急遽ロサンゼルスからシカゴに空路で移動。交渉がまとまり、健康診断を終えた1日に球場を見学。その日のうちにツイッターで、メッツを離れてカブスに入団すると発信。カブスもこの情報を認めた。

ストローマンはツイッターで、カブスについて「スポーツ界のなかでも有力なフランチャイズの一つであり、ファンも多く、本拠地球場は連日札止めの満員」とし、「熱狂的な観客の前で投げられるなんて、わくわくする」と述べた。

カブスは今季71勝91敗と、7年ぶりに負け越し。トム・リケッツ会長は10月、カブスファンに宛てた手紙で、FA市場で積極的に動くことと、戦力のてこ入れを約束していた。(AP)