レッズ秋山翔吾外野手(33)が、3年契約の最終年となる今季に向けて意気込みを語った。8日、千葉市内のボルボ・カー中央店で行われた株式会社東邦オート・トークショーに参加。レギュラー定着に向けて「打つしかない。打たなきゃ出られない。(2年間で)野球の摂理というか、守るだけで出場するのは限界を感じた。小さな変化ではいられないので、チャレンジの年になると思います。別人になるような感じにならないといけない」と気を引き締めた。

メジャー1年目から打撃面で結果が出ず、2年目は両太ももを痛め、2度の故障で離脱した。ボルボの所有者18組、約50人が参加したトークショーでは質疑応答も行われ、メジャーで一番苦労したことについて秋山は、「バッティングです!」と迷わず回答。メジャー2年間での本塁打はゼロで、「打ちたいです。どの球場でもいい」と初本塁打へ意欲を燃やした。

また、メジャーですごさを感じた選手については「マイナーでずっと本塁打ばかり打っていた選手とか、個性のある選手が多いと思った」と明かした上で、「大谷はすごかったです。対戦はなかったですけど、客観的に見て」と、21年シーズンに二刀流で活躍したエンゼルス大谷翔平投手(27)の名前を挙げた。