ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す広島の鈴木誠也外野手に対して、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」がロングインタビューを行った。同選手に関心を寄せる球団の1つであるジャイアンツの地元放送局KNBRがこれを引用し「鈴木は希望球団について口を閉ざした」と伝えている。

鈴木はロックアウト前に最大で12球団とZoomで面談を行ったと伝えられており、ジャイアンツもその1つ。面談後も引き続き鈴木に関心を寄せているようだが、KNBRは「鈴木本人はこちらに関心があるのだろうか?」とコメント。インタビューで希望の球団名をざっと挙げるよう求められた同選手の様子を「両手の指で口をピンチのように挟むというおどけたしぐさで、回答回避の意志を示した」と述べ、“アヒル口”で「沈黙」を守る鈴木の画像を転載した。

記事によると、鈴木はどの球団を選択するか、そのことで頭がいっぱいな様子。インタビューでは「正直なところ、いまだにとても混乱している。多くの球団のことが頭に浮かび、毎晩眠れないくらい。これからじっくり考えなくてはならない」と語っていたという。