ブルージェイズは4日(日本時間5日)、加藤豪将内野手(27)をメジャーの40人枠から外す(DFA)と発表した。予期せぬ突然の球団の措置に、ショックを受ける地元カナダのファンが続出している。

加藤は今季、ブルージェイズとマイナー契約を結び、開幕でメジャー初昇格。4月27日のレッドソックス戦でメジャー初安打となる二塁打を放ち、8試合の出場で11打席に立ち1安打、2得点だった。

加藤のDFAは、元広島で傘下マイナーに所属していたケーシー・ローレンス投手(34)のメジャー昇格にともない、40人枠を空ける必要が出たための措置。地元メディアによると、加藤は7日以内にトレード、契約解除、40人枠外のまま傘下3Aバファローに残留のいずれかが決まる見通しとなっている。

開幕からたちまち地元ファンの人気者となっていた加藤のDFAに、SNSでは悲しむ声が数多く投稿された。「球団による最悪の決定」「ファンは寂しがる。チームの盛り上げ役だった」「ひどい。球団は本当の意味でのチャンスを与えなかった」などの声がツイッターに上がった。