エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番投手兼DH」で出場し、6回を3安打無失点、6三振2四球と好投した。

最速99・4マイル(約160キロ)の直球に加え、変化球の質も一級品だった。2回先頭のトラメルをカウント2-2から空振り三振に退けた87・6マイル(約141キロ)のスプリッターは、ストライクゾーンのほぼ真ん中から打者の手元で急落した。

投球分析家「ピッチングニンジャ」もこの1球の動画をツイッターで投稿し「おぞましいスプリッター」とコメントを付けた。ファンもそれにザワつき「ストライクゾーンにとどまるのが長すぎ」「ショウヘイは邪悪だ」などのコメントが寄せられた。

【動画】大谷翔平の「おぞましいスプリッター」でトラメルを空振り三振>>

 

◆ピッチングニンジャ Youtubeやツイッターで有名な投球分析家ロブ・フリードマン氏のハンドルネーム。ツイッターアカウントはフォロワー数37万人超え。本職は弁護士だったがMLB公式サイトや専門局ESPNなどでも投球分析を行っており、野球界で最も優れたSNSアカウントとも呼ばれる。ダルビッシュ投手ら選手ともたびたび対談しており、対談動画も公開。彼の動画がきっかけでMLB球団と契約した選手もいる。