ブルージェイズ岡本和真内野手(29)が連日の快音を響かせ、逆転劇の立役者となった。

2点を追う6回に2試合連続の1発となる8号ソロを放つと、1点差で迎えた8回は猛攻の起点となる同点打。2安打2打点と主軸の役目を果たし「チームが勝ったことが一番」と殊勝に語った。

6回は低めに沈む149キロをすくい上げ、左中間へ放り込んだ。今季チーム最長、メジャーでも8位となる飛距離138メートルの豪快なアーチを描き「いい形で打てた」と納得の表情だ。さらに3-4の8回無死一、二塁でも低めの球に食らい付き、中前へはじき返して走者を迎え入れた。勢いづいた打線は、この回打者11人で計8点を挙げて試合を決定づけた。

ともに球種別の打率で0割台と苦戦してきたシンカーをたたいて2安打。手元で動く速球に適応しつつあり「どの球も打てるようにしていきたい」と貪欲(どんよく)に言う。

5月に入り、2戦で3本塁打と上昇気流に乗る。1試合2発を打った前日は、第5打席の左飛がフェンス手前で失速。試合前にメキシコ料理「ケサディヤ」を食べなかったからと話していた。この日は「オーク(岡本の愛称)は食べていた」とシュナイダー監督が証言。お気に入り料理が、パワーの源となっている。

【動画】岡本和真、センター2階席へ8号特大弾