エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH」で出場し、4試合連続安打をマークした。

2番トラウトの22号ソロ本塁打で1点返した直後の4回無死。3ボールから右腕フレクセンの直球を捉え、右前へクリーンヒット。2打席連続で出塁した。

第1打席は1回2死、大きな歓声を浴びながら打席に入ったが、4球連続ボールで四球となった。

第3打席は2点を追う6回無死三塁、左腕ボルッキーと対戦し、一ゴロで凡退。三塁走者のトラウトが生還し、大谷が打点を挙げた。

第4打席は1点ビハインドの8回1死一塁、右腕ムニョスとの対戦で3球三振。低めのスライダー2球で追い込まれ、3球目は100マイル(約161キロ)の高め直球を空振りした。

この日の試合は「CHRISTMAS IN JUNE」として、クリスマスの季節である12月まで1年の半分が経過したことから、クリスマスイベント風に開催。球場外には巨大ツリーが出現し、先着2万5000人の来場者には「大谷スノーグローブ」も配布された。

また、選手紹介の際に右翼後方の大型スクリーンで「It's Wonderful Life」というアメリカのドラマ映画と大谷の合成写真が映された。

試合前には、21年に開催された東京五輪スケートボードの新競技「ストリート」で初代金メダリストとなった堀米雄斗(23)がエンゼルスタジアムを訪れ、最後まで試合を観戦。大谷は3打数1安打で打率2割6分1厘となった。チームは1点差で敗れ、連勝はならなかった。

【大谷翔平 マリナーズ戦打席詳細】はこちら>>