日本でも活躍した元助っ人のジュニアが、エリート指名を待っている。MLBのドラフト会議が7月17~19日に開催される。全体1位では、元楽天外野手のアンドリュー・ジョーンズ氏(45)の長男、ドリュー・ジョーンズ外野手(18=ウェスリアン高)が最有力候補に挙がる。

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ドラフト全体1位の最高契約金は、今季メジャーデビューを果たした20年のスペンサー・トーケルソン内野手(22=タイガース)で841万6300ドル(約10億9000万円)。2位が同じく今季初昇格した19年のアドリー・ラッチマン捕手(24=オリオールズ)で810万ドル(約10億5000万円)だ。

全体1位が2位以下よりどれだけ高額か、トーケルソンを例にすると同2位より約320万ドル(約4億1600万円)、同10位より約375万ドル(約4億8800万円)高い。同じタ軍の2巡目選手と比べると、約647万ドル(約8億4100万円)高額。ただし、1巡目に関しては全体1位が必ずしも最高額というわけではない。昨季は全体1位が2、3、4、6位の選手よりも安かった。