エンゼルス大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、28歳の誕生日を迎える。唯一無二の活躍を続ける大谷をMLB公式サイトが4日(同5日)、「大谷が野球界に与えた8つのギフト」として特集した。

(1)歴史的な活躍 ベーブ・ルースの名前がよく出てくる。8打点を挙げた翌日に13奪三振というメジャー史上初の偉業を紹介。

(2)熱さと繊細さを併せ持つマウンド 101マイル(162.5キロ)の直球と69.7マイル(112.1キロ)のカーブで31マイル差(49.9キロ)を操る点を紹介。

(3)球界屈指の打たれない球種 スプリットの被打率が0割9分。大谷が登板した18年以降、個々の球種で打率1割以下に抑えた投手は、200打数以上ではいないと紹介。

(4)大量の本塁打 通算111本塁打のうち打球速度が110マイル以上の打球が41本あり、スタントン、ギャロ(ともにヤンキース)、ハーパー(フィリーズ)以外の打者より多いと紹介。

(5)試合を変えるスピード 20、21年で上位10%に入るスプリントスピードをみせたと紹介。

(6)ミーム性(ネットでの話題性) 表情やしぐさが見ていて楽しいと紹介。

(7)ファンタジーが現実に 2人の野球選手が合体したらという議論が、大谷によって必要なくなったという。スタントン、ゲレロの攻撃貢献度と近く、投球数はコール(ヤンキース)ガウスマン(ブルージェイズ)に近いと紹介。

(8)野球の未来に広がり 少し前までメジャーでの二刀流は夢物語だったが、ルール変更もあり、有望株への将来に影響を及ぼしたと紹介。

大谷は5日に、敵地でマーリンズ戦に臨む。28歳初戦での活躍を狙う。