エンゼルスが大谷翔平投手(28)をトレードに出す考えがないと報じられ、米メディア関係者やファンから反対の意見が多数寄せられた。

MLBは8月2日(日本時間3日)にトレード期限を迎えるが、MLB公式サイトのジョン・モロシ記者が23日にツイッターで伝えたところによると、エンゼルスは他の複数球団から大谷がトレードで獲得可能か問い合わせを受けているという。だが関係者によると、球団はトレード期限までに大谷を放出する考えがないとも伝えた。

これに対し、米テレビ局NBCのニュースキャスターを務めるティム・オブライエン氏は「このトレード期限に彼を放出するべき。チームは悲惨な状況。トラウトがトレードを要求するのも時間の問題だ」と意見。アトランタのスポーツジャーナリスト、コリー・マッカートニー氏は「オオタニの価値は今が最高。23年シーズン後にはFAだ。彼とトラウトがいて勝てないエンゼルスに、彼が本当に残るだろうか?」と疑問を投げかけた。

ヒューストンでスポーツラジオパーソナリティーを務めるマイケル・コナー氏は「エンゼルスが賢いなら、今トレードしている。彼らはスマートではないのだ」と指摘し、カナダのスポーツテレビ局TSNのリポーターを務めるジョーダン・シチェリー氏は「オオタニ、あなたはブルージェイズよ」とツイッターに投稿した。

ファンからも「彼を自由にして」などの声が上がり、モロシ記者のツイートに1200以上のコメントが付けられ、大きな関心が集まった。トレード期限は米東部時間8月2日午後6時(日本時間3日午前7時)となる。