エンゼルス大谷翔平投手(28)が、10勝目をかけて敵地でのアスレチックス戦に「2番投手兼DH」で先発する。打者ではここまで24本塁打を放っており「2桁勝利、2桁本塁打」達成なら1918年ベーブ・ルース以来、104年ぶり。これが今季4度目の挑戦となる。

前回登板の3日は本拠地でのアスレチックス戦に先発し、6回途中7安打3失点(自責2)で7敗目を喫した。現在3連敗中で、7月13日を最後に白星から遠ざかる。今季はここまで18試合に登板し9勝7敗、防御率2.83。打者では106試合で打率.253、24本塁打、65打点、OPS.837。現在メジャー通算117本塁打で日本選手2位のイチローと並んでおり、イチロー超えにも期待がかかる。前日8日は完全休養し、44試合ぶりに欠場した。

アスレチックスの先発はメジャー3年目の右腕ジェームズ・カプリーリアン(28)。今季3勝5敗、防御率4.32で、エンゼルス戦では通算4試合で3勝0敗、防御率1.17と負けなし。大谷とは前回3日に投げ合い、6回途中1失点で勝利投手となった。打者大谷とはこれまで4度対戦し、計10打数無安打、1四球5三振に封じている。