カブス鈴木誠也が11日(日本時間12日午前8時15分開始)、日本人選手で初めて映画「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台に立つ。昨年から始まった同地で年1試合のみの公式戦でレッズと対戦する。アイオワ州のとうもろこし畑に隣接する特設球場での開催。ホワイトソックス-ヤンキースのカードで行われた昨年は、畑から選手が登場する映画さながらの演出があり、両軍合わせ8本塁打が畑に飛び込んだ。同じく同映画に主演した俳優ケビン・コスナーも再び登場するのかも、注目されている。

9日に記念試合を聞かれた鈴木は、「(演出は)何も聞いていないです。ただ試合をやるだけ」と気負いはなかった。10日は本拠地でのナショナルズ戦に出場。3打数無安打1死球で3試合ぶりに無安打に終わったが、9日には9号を含む3安打と調子を上げている。11日は当日移動のハード日程で臨む。(シカゴ=水次祥子)