カブス鈴木誠也外野手(28)がブルワーズ戦に「4番右翼」で出場し、適時二塁打を放った。

0-2の1回2死二塁で先発左腕アシュビーと対し、フルカウントから外角低めの96マイル(約155キロ)シンカーをとらえた。打球速度105・7マイル(約170キロ)の弾丸ライナーがツタの茂る右中間フェンスに直撃し、適時二塁打に。初回、相手にいきなり2点を奪われた裏にこれですかさず1点を返し、続く5番レイエスの適時三塁打で同点のホームを踏んだ。二塁打は今季17本目、打点は37となった。

3回の第2打席は遊ゴロ、5回の第3打席は空振り三振、7回の第4打席は3番手右腕ストレズレキに左肘にぶつけられ死球となり、3打数1安打1打点だった。

チームは2本の本塁打を含む10安打8得点でブルワーズに競り勝った。

ロス監督は「試合序盤のセイヤから始まったいい流れの攻撃は、良いアプローチで素晴らしかった。オールラウンドの力で勝った試合だった」と満足げだった。