カージナルスのアルバート・プホルス内野手(42)が通算698号本塁打を放ち、史上4人目の700本塁打達成まであと2本とした。

レッズ戦に「6番DH」で先発し、2点を追う6回1死一塁で初球のスライダーをとらえ左翼スタンドの3階席に届く特大の同点の今季19号2ランで通算698本目。打った瞬間に4万7000人を超える超満員の客席が総立ちとなった。

歴代本塁打ランキングは、1位がバリー・ボンズ(ジャイアンツ)の762本、2位がハンク・アーロン(ブレーブス)の755本、3位がベーブ・ルース(ヤンキース)の714本。プホルスはアレックス・ロドリゲスの696本を抜き、現在歴代4位となっている。

大きな節目の記録に迫ったプホルスは「記録のことは考えず、とにかくストライクゾーンの外は振らないように、打てる球を待った。この試合一番のスイングができた」と振り返った。

プホルスは今季限りでの引退を表明している。チームの残り試合数は17。