メッツのエース右腕ジェイコブ・デグロム(34)が、パイレーツ戦で5回0/3を4安打3失点に抑え、メジャー新記録となる40試合連続の自責点3以下を達成した。自責点は1913年から公式記録になっており、ホワイトソックスのジム・スコットが1913~14年に39試合連続で自責点3以下を記録したのが、これまでの最長だった。

デグロムが最後に自責点4を記録したのは2019年9月3日。その後の登板で5回未満で降板したのは2試合のみとなる。

この日は5回まで無失点で抑えたが、6回先頭から2連打された後、注目を集めている強打の新人クルーズに内角低めのスライダーをすくわれ、17号3ランを浴びて交代。5回0/3を3失点、13奪三振で勝敗はつかなかったが、チームは4連勝となった。

デグロムは「打たれたのはひどい球ではなかったが、あの回は思った通りのコースに投げられなかった。でも調子は良かったし、全体的に球も良かった」と振り返った。