右腕の疲労で離脱していたアストロズ今井達也投手(28)が12日(日本時間13日)、本拠地マリナーズ戦で4月10日以来、約1カ月ぶりにメジャーへ復帰。4回6失点5四死球と踏ん張れず、メジャー初黒星(1勝)を喫した。

初回を3者凡退で滑り出しながら、2回に先制2ラン、4回には勝ち越しの満塁弾を浴びた。「スライダーが抜けたり、引っかけたり、修正の仕方がマウンドで整理がつかなかった」。

結果は伴わなかったものの、強い意思を胸に復帰登板へ向かった。試合前のミーティングでは、コーチ陣、捕手バスケスに自らの考えを伝え、速球とスライダーの2球種だけの配球で挑んだ。「日本でプレーしてきたことを、まず、米国でもしっかり自分の投球をしたい。それを評価されてアストロズに入団した。そこをやってダメだったら、球種を増やしたりとか、というのが順番なのかなと思っています」。メジャーでの現在地を知るために、小手先ではなく、自分流を貫く腹をくくった。

最速97・4マイル(約157キロ)を計測するなど、感触は悪くない。「少しずつですけど、着実に良くなってきていると思います」。悔しさの一方で、再出発への手応えが残る80球だった。(ヒューストン=四竈衛)