上原浩治氏が25日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。今季14勝目と日本選手4人目のシーズン200奪三振を奪ったエンゼルス大谷翔平投手(28)について語った。

残り登板予定2試合で規定投球回150イニングに残り9イニングとなったことに上原氏は「全然大丈夫です。たとえ打たれたとしても、チームがサポートしてくれる。投げさせてくれると思う」と太鼓判を押した。

ゲスト出演した平成唯一の3冠王の松中信彦氏は「みんなはホームランを見たいと思うので、もうちょっと打ってほしい。でも逆方向に長打を打てる選手は、左打者ではなかなかいない。ライト方向にはヒットが出ているが、ホームランが出ていないので、そこが出はじめるとグッと出てくるんじゃないですかね」とコメント。大谷の二刀流に対しては「考えられない」とコメントした。

大谷は23日(日本時間24日)のツインズ戦に「3番DH兼投手」で先発し、5回0/3を3安打2失点で14勝目。4回にはこの日4個目の三振を奪い、日本選手4人目のシーズン200奪三振をマークした。打者では7回に中前適時打を放った。初の規定投球回まであと9イニング。史上初の投打での「ダブル規定」へ大きく前進した。