パドレスが、ダルビッシュ有投手(36)との契約延長に興味を持っていると8日(日本時間9日)、地元紙「サンディエゴユニオントリビューン」が報じた。今オフにも契約延長交渉を模索するという。ダルビッシュは7日のワイルドカードシリーズ、メッツ戦に先発。注目を集める中で7回4安打1失点と好投し、全米に実力を披露していた。

ダルビッシュはカブス時代の18年2月に6年契約を結んだ。23年まで1億2600万ドル(約183億円)の大型契約だった。20年オフに捕手カラティニとともに、5選手との交換トレードでパドレスに移籍した。

今季はリーグ3位の16勝(8敗)、防御率3・10と好成績を残した。2桁勝利は5年ぶり、16勝は渡米初年度の12年以来10年ぶりの最多タイだった。194回3分の2の投球回はリーグ6位とフル回転。36歳となっても衰えるどころか成績を伸ばしており、今後の契約交渉が注目される。