MLBが27日(日本時間28日)、今季のシルバースラッガー賞のファイナリスト(最終候補)を発表し、エンゼルス大谷翔平投手(28)がDHと複数のポジションをこなす「ユーティリティー」の2部門でノミネートされた。

大谷は今季、打者として打率2割7分3厘、34本塁打、95打点、11盗塁、OPS.875。投手としては15勝9敗、防御率2・33、219奪三振をマーク。本塁打はリーグ4位、打点は同7位、勝利数と防御率は同4位、奪三振は同3位で、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)とともにMVP有力候補のツートップと目されている。初のMVPに輝いた昨季は、DH部門のシルバースラッガーにも選出されており、今季選ばれれば2年連続となる。

DH部門のファイナリストは他に、アストロズのアルバレス、ヤンキースのスタントン、ブルージェイズのスプリンガー、レンジャーズで元巨人のガルシアがノミネート。

ユーティリティー部門は他にツインズのアラエス内野手、ヤンキースのラメーヒュー内野手、エンゼルスのレンヒーホ内野手がノミネートされた。

シルバースラッガー賞は監督やコーチの投票で、各ポジション別で攻撃力の優れた選手が選出。ユーティリティー部門は今季から追加されている。受賞者は米東部時間11月10日午後6時(日本時間11日午前8時)に専門テレビ局MLBネットワークの番組で発表される。