歴代最多の4256安打を記録したが野球賭博にかかわったとして永久追放処分を受けている元レッズのピート・ローズ氏(81)が、マンフレッド・コミッショナーに処分撤回を嘆願する手紙を書いたと、11日付のFOXニューズ電子版などが伝えた。これまで処分撤回の嘆願を4度行っているがすべて却下されており、今回が2年ぶりの嘆願となる。

手紙には「私は何度も謝罪してきた。今回、処分撤回の嘆願をする理由は3つ。どれだけ深く反省しているかを100%理解してもらうため。許しを請うため。私はヒットキングであり、殿堂入りの資格を得ることを夢見ている」とつづられている。

レッズ監督時代に野球賭博にかかわり、1989年に永久追放処分を受けたローズ氏は、それでもこれまで球界や球団の行事には何度か参加してきた。来年元日には地元シンシナティでスポーツギャンブルが解禁となるため、賭け初め式を務めることが決まっている。