ソフトバンクから海外FA権を獲得しメジャー移籍を目指す千賀滉大投手(29)について、ニューヨークのスポーツテレビ局「NYS」のアンディ・マーティノ記者が26日、ヤンキース、メッツとの交渉の行方について語った。

野球情報番組「ベースボール・ナイト・イン・ニューヨーク」に出演し「ヤンキースがデグロムやセンガを獲得することはないと思う」と見通しを明かし「だがメッツがデグロムとセンガの両方を獲得する可能性はあると思う」と話した。

メッツはオプトアウト権を行使しFAとなっているエース右腕ジェイコブ・デグロム(34)との再契約を目指すと同時に、今季サイ・ヤング賞に輝いた先発右腕ジャスティン・バーランダー(39=アストロズFA)と千賀も獲得候補に挙げている。だが同記者は、デグロムとバーランダーだけで年俸が9000万ドル(約126億円)に到達する可能性があるため、先発2投手を獲得するならデグロムと千賀になるだろう見込んでいるようだ。

一方のヤンキースは、デグロムの医療記録を取り寄せ興味を示す一方、千賀の調査も行っていると伝えられている。