元エンゼルスの先発右腕ノア・シンダーガード(30=フィリーズFA)が14日(日本時間15日)、ドジャースと1年契約で合意したと複数の米メディアが伝えた。年俸1300万ドル(約18億2000万円)に出来高150万ドル(約2億1000万円)が付くという。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は「他球団から複数年のオプションが付く好条件のオファーもあったが、ノアがロサンゼルスでの1年契約を選んだ」と伝えている。

2015年にメッツでデビューしたシンダーガードは、メジャー7年で通算57勝41敗、防御率3・42。20年のトミー・ジョン手術後は100マイル(約161キロ)前後あった速球の球速が落ち、今季はエンゼルスと1年2100万ドル(約29億4000万円)で契約し5勝8敗、防御率3・83。8月のトレード期限前にフィリーズに移籍した後は5勝2敗と好成績を残し、ポストシーズンでは9試合で8回1/3を投げ3失点と好投しチームのワールドシリーズ進出に貢献した。