エンゼルスは13日、年俸調停権を持つ選手5人と今季の年俸額で合意に達したと発表した。この日が年俸調停の権利を持つ選手と所属球団が希望額を提出する期限だった。

野手では昨季15本塁打に終わったジャレド・ウォルシュ内野手(29)が265万ドル(約3億5800万円)、昨季自己最多23本塁打を放ったテーラー・ウォード外野手(29)は275万ドル(約3億7100万円)で合意。投手では昨季6勝を挙げた先発左腕パトリック・サンドバル(26)が275万ドル(約3億7100万円)、右腕ハイメ・バリア(26)は105万ドル(約1億4200万円)、腰痛で昨季全休した右腕グリフィン・カニング(26)は85万ドル(約1億1500万円)で合意した。

一方、今オフにツインズから獲得したジョバンニ・ウルシェラ内野手(31)、ブルワーズから獲得したハンター・レンフロー外野手(30)、昨季17本塁打のルイス・レンヒーフォ内野手(25)とは合意に至らなかった。年俸調停を行う可能性もあるが、それまでに合意に達するケースが多い。ウルシェラとレンフローは資格取得3年目のため、1000万ドル(約13億5000万円)前後の金額になると予想されている。