大谷がメジャーリーグの日程を変えた!? 

大リーグ機構(MLB)は今季から、対戦日程を大きく変えた。交流戦は20試合から46試合と大幅に増加。必ず全球団と対戦することになった。同地区の対戦は76試合から52試合に減少。同一リーグの他地区との試合は64試合で2試合減った。なぜか。米メディア「ジ・アスレチック」は3日(日本時間4日)、エンゼルス大谷翔平投手(28)の存在が理由だという記事を掲載した。

同メディアは「野球は地域密着型のスポーツ」、「大谷はスーパーヒーロー」と定義。今季からは「あなたの応援しているチームと大谷が対戦します」という宣伝文句が成立する。昨年まで、各球団は18球場以下で試合を行っていたが、今季からは22球場で試合を行う。

大リーグ機構のクリス・マリナック業務・戦略責任者は「私たちには素晴らしい選手、国民的な物語を作っている選手がいる。だから、できるだけ多くのファンの前に出すことで、選手のストーリーを伝えることができる」と、今回の日程組み替えに至った経緯を説明した。