WBCドミニカ共和国代表メンバーが発表され、満票で昨季サイ・ヤング賞に輝いたマーリンズの先発右腕サンディ・アルカンタラ(27)が、意気込みを語った。米専門テレビ局MLBネットワークの大会出場選手発表番組に出演し「他の選手と話をしたときに、ワールドシリーズも素晴らしい経験だけど、WBCはそれ以上だと言っていた。ベストの選手同士が代表で戦うのだからね」とコメント。「代表ユニホームを着るのが待ち切れない」と胸を躍らせた。

ドミニカ共和国代表は、昨季17勝を挙げたアストロズの先発左腕フランバー・バルデス(27)やMVP候補常連のガーディアンズのホセ・ラミレス(30)らがメンバーから外れたが、それでも豪華なオールスターメンバーとなった。投手陣にはアルカンタラの他、昨季2度の継投ノーヒッターで先発したアストロズの右腕クリスチャン・ハビエル(25)、昨季30セーブのフィリーズの左腕グレゴリー・ソト(27)らがそろい強力。打線には昨季MVP得票2位のパドレスのマニー・マチャド内野手(30)、同僚のフアン・ソト外野手(24)、昨季新人王のマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(22)、通算459本塁打のパドレスのネルソン・クルーズ外野手(42)らがそろった。