WBCメキシコ代表のメンバーが9日、発表された。主将を務めるドジャースの左腕フリオ・ウリアス(26)らメジャーリーガーが名を連ねた。大会初出場となるウリアスは21年にリーグ最多20勝を挙げ、昨季はチームトップの17勝を記録。代表チームのエースを担うとみられる。

ウリアスの後には昨季13勝を挙げたアストロズの右腕ホセ・ウルキーディ、21年にオールスターに選ばれたフィリーズのタイワン・ウォーカー、エンゼルスの左腕パトリック・サンドバルらが控える。メジャー通算703試合登板の左腕オリバー・ペレスは第1回大会から5大会連続出場となる。

打者では、元オリックスで昨季メジャーデビューし打率3割超えを記録したナショナルズのジョーイ・メネセス外野手、21年に新人王に輝いたレイズのランディ・アロザレナ外野手らが選出。他にも昨季ブルワーズでチーム最多35本塁打を放ったロウディ・テレス内野手、昨季14本塁打を放ってオールスターとシルバースラッガー賞に初選出されたブルージェイズの若手捕手、アレハンドロ・カークらがメンバー入りした。

1次ラウンドC組に属し、米国、コロンビア、カナダ、英国と同組。3大会ぶりの2次ラウンド進出を目指す。