エンゼルスは16日(日本時間17日)、元ソフトバンクの左腕マット・ムーア(33)と1年契約を結んだことを発表した。複数の米メディアによると年俸は755万ドル(約9億8200万円)で、オプション契約などは付いていない。

2011年にレイズでメジャーデビューしたムーアは、13年に球宴初選出。14年の左肘手術から復帰後は苦戦が続き、20年はソフトバンクで13試合に先発登板し6勝3敗、防御率2・65だった。

ソフトバンクを1年で退団し、21年にはフィリーズでメジャーに復帰したが、防御率6・29と苦しんだ。昨季はレンジャーズで救援投手として復活を遂げ、63試合で5勝2敗、5セーブ、14ホールド、防御率1・95をマークした。

またエンゼルスはこの日、右腕デービス・ダニエル(25)が肩痛のため60日間の負傷者リスト入りしたことも併せて発表した。