WBCのMVPに輝いたエンゼルス大谷翔平投手(28)について、今季後にフリーエージェント(FA)となれば天文学的数字の契約になるだろうとESPNのバスター・オルニー記者が予想した。

同記者は22日、ESPNテレビの番組に出演し、今オフについて「今年はオオタニの年になる。間違いない」と断言。「考えてみてほしい。彼はWBCで最も速い118マイル(約190キロ)の打球を放ち、最も速い102マイル(約164キロ)を投げた」と指摘。そして「エンゼルスはシーズン中は彼を手放さないだろう。FAになったとき、彼が受けるオファーは5億ドル(約675億円)から始まるか、それとも6億ドル(約810億円)から始まるか。私は6億ドルからだと思う」と予想した。

最低ラインが6億ドルで、そこからどれほど天文学的数字になるのかが注目だと指摘し、獲得競争に加わるのは「メッツとドジャース、おそらくヤンキースやマリナーズも。世界最高の選手の争奪戦は大変なことになる」と話した。