キューバ出身でDeNAにも所属していたダイヤモンドバックスのルルデス・グリエル外野手(29)が、米国の市民権を取得したと8日(日本時間9日)、AP通信が伝えた。同日のマーリンズ戦ではスタメンを外れ、代打で四球を選んだ。

グリエルはキューバ生まれで、国内リーグや同国代表で活躍していた。15年2月にDeNAに入団が決定も、来日せず。同年12月に自由契約となった。16年に兄のユリエスキ(現マーリンズ)とともにハイチに亡命。ブルージェイズと契約した。18年にブ軍でメジャーデビュー。5年間で68本塁打と活躍し、今季からトレードでダ軍に移籍していた。

今季は31試合に出場し、打率3割1分、5本塁打、19打点。通算では499試合に出場し、打率2割8分6厘、73本塁打、273打点。