MLB公式サイトは12日(日本時間13日)、シーズンを約1/4近く終えた時点での新ルールの影響を検証する記事を掲載した。投球時間を制限した「ピッチクロック」導入では、1試合平均28分の試合時間短縮となるなど大きな影響が出ている。

検証は11日までの試合で行われ、これは今季全試合の23・3%に当たる。9回までの試合の平均時間は、昨季の同時期と比べ平均28分短縮され、平均2時間37分となった。昨季の同時期の平均時間は3時間5分だった。

ピッチクロックは、投手がボールをもらってから走者なしで15秒、ありで20秒以内に投球動作を開始するルールだが、現在のデータでは投手は6・6から8・1秒を残した時点で動作に入っているという。

また守備シフトの影響では、インプレーの打球が安打になる確率が上がっており、昨年同時期の2割9分から2割9分6厘に上昇。特に左打者の右方向の打球が安打になる確率を3分5厘と大きく上げている。

またベースの拡大とけん制回数制限の影響で、盗塁数は今季ここまで1試合平均1・8個と最近11年で最高の数字となり、盗塁成功率も78・3%とメジャー史上最高の数字となっている。