エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH兼投手」で出場し、6回5安打2失点(自責1)、3四球10奪三振の力投を見せたが今季6勝目はならなかった。

初回に一塁へ悪送球し、2年ぶりの失策を記録。その後2死一、三塁で5番グリエルに先制打を許した。5回には3安打を浴び2失点目を喫した。味方打線が6回裏に逆転して勝利投手の権利を得て交代したが、2番手右腕シルセスがソレアに逆転2ランを浴び、大谷の勝ち星が消えた。

打者では4打数無安打、1四球で2試合連続ノーヒット。チームは延長10回に4失点して敗れた。

マーリンズのシューメーカー監督は「ガッツのある勝利だった。大谷との対戦だったから、簡単な勝利ではなかったよ」とコメント。チームの好守が試合の流れに与えた影響を問われると「(5回1死一、二塁で)ショウヘイを併殺に仕留めたプレーは大きかったよ。あのプレーのおかげで(先発の)カブレラが続投することができた。あれがなかったらどうなっていたかわからない」と、大谷を二塁への併殺に打ち取った場面に言及した。