エンゼルス大谷翔平投手(28)と対戦したホワイトソックスのマイケル・コペック投手(27)が大荒れだ。

1回1死一塁、大谷との対戦では内角高めを狙った直球を引っかけ、大谷の右ふくらはぎ付近を94・6マイル(約152キロ)が直撃。大谷は苦悶(くもん)の表情で一塁べ向かった。

その後2死一、二塁となり、暴投でピンチを広げると5番ドゥルーリーに先制3ランを浴びた。

2回に無死一塁からも9番ネトに内角直球が抜けて、この日2個目の死球。さらに2番トラウトの打席では直球が完全に抜けて、頭部付近を襲った。何とかトラウトがかわして事なきを得たが、荒れ荒れのコペックにスタンドからもどよめきが起きた。

コペックは試合前まで3勝4敗、防御率4・24。57回1/3を投げて29四球、4死球と制球に苦しむ傾向がある。