エンゼルス大谷翔平投手(28)が「2番DH」、カブス鈴木誠也外野手(28)は「4番右翼」でともにチームの中軸として出場した。

大谷は1回1死の第1打席、右腕ウェスネスキと初対戦。2球目、内角の94・7マイル(約152キロ)直球に詰まらされ、遊ゴロで凡退した。

鈴木は2回表の第1打席、アンダーソンの初球、内角直球を三遊間に打ち返し、遊撃内野安打をマーク。5試合ぶりの安打でチャンスメークし、その後、1死二、三塁から7番トークマンの適時打で先制のホームを踏んだ。第2打席は3回無死一塁から、遊飛で凡退した。

大谷は4回無死の第2打席、カウント2-2から内角カットボールを捉え、右越えに運んだ。鈴木の頭上を越える一打は一度、三塁打と判定されたが、審判団の協議の末に本塁打となり、16号ソロで反撃ののろしを上げた。

2-4の5回2死二、三塁、第3打席は四球で2死満塁とし、続くトラウトの2点適時打につなげた。この回、チームは5得点で逆転。一気に流れをつかんだ。

一方の鈴木は5回1死の第3打席で見逃し三振。7回1死一、二塁の第4打席は、四球だった。4-7の9回、第5打席は2死一、三塁のチャンスから空振り三振で、最後の打者となった。

大谷は2打数1安打2四球、1打点でチームの逆転勝ちに貢献。鈴木は4打数1安打だった。