4戦連続安打も打球が上がらない。エンゼルス大谷翔平投手(29)が1日(日本時間2日)のアスレチックス戦に「3番DH」で出場。第3打席で右翼線へ二塁打を放ったが、今季ワーストタイの8戦連続ノーアーチに終わった。

右肘の靱帯(じんたい)を損傷してから全試合に打者で出場。ミナシアンGMはこの日の試合前、「故障後もスイングは非常にいい。打線が得点する手助けとなっている。彼がいい状態だと感じていれば、毎日、プレーする」と話した。打撃で右肘への影響はないようだが、打球が上がらない。第1打席と第2打席はゴロで凡退。故障前まで、打球角度は平均で13・5度だったが、故障して以降は7・3度。ライナー性の打球が多く、本塁打につながらない内容となっている。

8回の第4打席は四球で出塁。フルカウントから相手投手がピッチクロック違反をとられ、自動的にボールとなった。珍しい四球から、4番ドゥルーリーの適時二塁打でチーム初得点を挙げたが、流れは変えられなかった。

チームは8月末に主力5選手を放出し、来季を見据えた戦いに方針転換した。ポストシーズン進出を断念した状況で、メジャー最低勝率のアスレチックスを相手に左腕サンドバルが4回途中5失点で11敗目。ネビン監督は「ベストの状態ではなかった。3イニング目に良くなって、落ち着くと思ったが」と渋い表情だった。打線も元気なく、2得点で完敗した。(オークランド=斎藤庸裕)